距骨後突起障害

野球の大谷選手の痛み八これである可能性もあります

距骨後部圧迫症候群 (距骨後

 

 

 

原因

後突起障害はかかとの上部にある距骨の後ろ側の「後突起」に痛みが起こる障害です。
足首の後ろ側にある距骨の後ろ側の突起が底屈によって足関節の後方の骨に、ぶつかり合いが繰り返されることで、急性ひいては慢性の痛みが生じてきます。。

 

バレーダンサーや新体操の選手、足首を呈屈する動作が多いスポ-ツガ起こしやすく、その中でもつま先立ちは後突起障害の発症リスクを高めます。野球のピッチャ-や幅跳びの選手も踏み足をける動作によって、強い圧迫が起こり骨同士がぶつかり合うことによって、痛みが生じます。

 

症状

後突起障害の主な症状は足首の後ろ側と周辺の強い痛みと衝突感です。

大半は保存療法で改善されますが、場合によっては突起物を切除する手術が必要になるため、違和感を感じたら早めに専門医を受診した方がいいでしょう。
これは足関節を底屈した際や 、地面を強く蹴る時に強く現れます。そのためランニングやジャンプなど底屈を伴う動作がしづらくなるのです。

 

原因

足関節の一部の距骨には突起部分(後突起)がありますが、これは全ての人に備わっている骨です。
ただし、その大きさや形状はそれぞれで、中には突起が大きい人も存在します

突起が大きいと激しい運動や底屈動作の際に脛骨の一部と衝突しまい、衝突が慢性的に繰り返されることで後突起障害が現れるのです。
これ以外にも関節に強い底屈を起す外側の靭帯損傷が原因になることもあります。

治療法・予防

後突起障害を発症しているかは底屈による痛みの発生で判断できます。
構造上、痛みを確認しづらい場合には、衝突を誘発する検査や足関節の安定性を確認する検査を追加することで確実な診断が行えます。

治療はテーピングによる固定で底屈を制限する方法が有効とされています。
保存療法で痛みが取れない場合、患部に直接炎症剤を打つブロック注射や、手術で突起の切除を行う方法が用いられています。

運動にもよりますが後突起障害を予防するのは大変難しいことです。
ただし、テーピングや装具による底屈制限や、最大底屈を行わないことが衝突を防ぐことになるため、まずはこの方法を試してみるといいでしょう。