朝起きたら痛いタイプの腰痛を改善する方法

 

 

 腰痛の原因の一つに全身の筋肉の硬さがあります。
筋肉の硬い人は、朝起きるときに腰が痛い人が多く、筋肉が固い場合寝返りがしにくい傾向があることがわかりました。
 

 また腰痛を抱える人で寝返りをする回数を調べてみると、腰痛のない人は寝返りをする回数が数十回だったのに対して、朝起きにくい人は寝返りの回数が極端に少なく、数回であるという結果が出ました。
また腰痛のない人で、寝返りができない状態にして寝てもらうと我慢できないほどの腰痛が朝起きたときにでるということもわかりました。
 朝起きるときに痛いタイプの人は寝返りの回数が極端に少ない人がいることが実証されました。寝返りをしないでいると、腰の筋肉の血流が悪くなり酸素不足が起こります。
寝返りの回数が少ないと、寝ている間に筋肉の疲労や血行不良、内臓などの重みが腰にかかって起きて朝起きたときに一番腰痛を感じると推察できます。

 
 このような人に寝る前にストレッチ体操をするだけで、寝返りの回数が増えることで腰痛が劇的に治ることがあることがわかりました。柔らかいからだを作ることが寝がえりをするのにも大事 なわけです。

  姿勢が良すぎる場合もいつも筋肉が収縮している状態ですので、筋肉が固くなり血流が悪くなって、筋膜性腰痛を起こすことがあります。

 

 

腰痛新原則を発表したのは、東京大学病院理学療法士。

7年もかけて腰痛対策を試し、8割・2000人近く腰痛患者が効果を実感したという最新研究です

 

                                              

2016年8月に発表された東京大学病院の研究によると、「あるストレッチ」を行うと症状が劇的に改善するだけでなく、再発がストップする人が続出しているといいます。

実は、腰痛持ちの人には「寝返りが少ない」という意外な共通点があり、それを解消すれば2000人近くの患者さんが症状改善を実感しているそうです。


 
NHKのためしてガッテンからの引用です。
これらは私がこのホ-ムペ-ジで紹介している
とコンセプトははあまりかわりません。それぞれ参照してください

 

寝返りを増やして腰痛解消できる4つの最強ストレッチ

 

  • ストレッチは無理のない範囲で。とにかくリラックスが大事です。 深呼吸を続けながら行ってください。
  • ストレッチを行う際は、フローリングなどの硬い床は避け、じゅうたんや布団の上など、体を 痛めない場所で行ってください。
  • 効果UPのカギは、入浴後や就寝前などの「夜」に行うこと。1か月以上の継続がオススメです。  

※体を痛めることのないよう、無理のない範囲で行ってください。
※立った状態で前屈、後屈を行った時、痛みの範囲が広がる人は神経のトラブルなどを抱えている可能性があります。その場合は、整形外科などを受診して、医師の指導を受けてください。

 

1. 腰をねじる

  1. 写真のように腰をねじる。片方の手で片膝を押さえ、もう片方の手はのばして頭の上方に挙げる。 肩やひざが床につかなくても力を入れず、無理のない範囲で。ここレで僧帽筋、広背筋から、腰椎の筋群断金をストレッチできます。
  2. この状態で全身の力を抜き、6回深呼吸。これを左右1回ずつ×3セットが目安です。


目標:肩とひざが床から離れないようになること。

 

2. ひじ立て+ひざ曲げ

  1. うつ伏せから、ひじを立て、続いてひざを曲げる。この状態で痛みが出る人は、まずは、 ひじ立てのみでも構いません。無理のない範囲で。

  マッケンジ-の伸展エクササイズに大腿四頭筋のストレッチですね。

  1. この状態で全身の力を抜き、6回深呼吸。終わったらうつ伏せに戻る。3セットが目安です。


目標:痛みや硬さを感じなくなること。

 

3. ひざ抱え

  1. 背中を起こさず、片手で片ひざを抱えるようにしてください。 そうして両手の指を組んで、両ひざを抱えます。
  2. その状態で両手以外の全身の力を抜き、6回深呼吸。終わったらひざを立てたままあお向けに 戻る。3セットが目安です。

マッケンジ-の屈曲エクササイズと同じです。
目標:太ももが胸につくこと。

 

4. タオルで脚上げ

  1. ひざを立てひざ小僧にタオルをかける。続いて、タオルを片足のつま先に引っかける。

2、ひざを伸ばしたまま、手の力でゆっくりと脚を持ち上げる。ひざを伸ばすのが難しい人は 大きめのバスタオルを使用してください。また、反対側の脚のひざを立てて行っても 構いません。

 

3、この状態で全身の力を抜き、6回深呼吸。終わったら足を下ろす。 これを左右1回ずつ×3セットが目安です。

 

ハムストリング、下腿三頭筋、アキレスのストレッチ(ジャックナイフストレッチに通じる)

「ジャックナイフ...」の画像検索結果
 目標:下ろしている脚のひざを伸ばした状態で、上げている足裏が天井を向くようになること。

 

 

寝返りを増やすための快眠枕の作り方

 

寝返りを増やすにはその人にあった枕の調節が必要です。

●用意するもの

  • かための座布団(使い古して中綿が硬くなったものがよい。厚さ3~4センチ程度)
  • 幅50センチ以上のバスタオル

●作り方

  1. 座布団の上に畳んだバスタオルを乗せる。この時、座布団の端とタオルの端をきちんと合わせ、 端っこを直角にしてください。
  1. この角をしっかり肩口に当てた状態で、横向きに寝る。顔の中心を通る線が、布団とほぼ平行 になっていれば、ベストな枕の高さです。力を入れなくてもコロンと首が回るので、寝返りが 打ちやすくなります。

 

 

 

 

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