中國針による治療

1974年に中国で鍼麻酔を行って、鍼を打ったところが無痛領域になって手術ができるということが、発表されました。以後鍼治療に夜に対する研究が始まりました。

私も若いころ麻酔科で研修した時に、鍼麻酔を経験し、その患者さんが鍼をした後に長年の肩こりがなくなったということで非常に感謝されるようなことを何回も経験しました。このときに使用した経穴は天中,風池、肩井、合谷、肘の三里などでした。

 

 

 以後鍼治療の整形外科領域への鍼治療への応用を始めていろいろ症例を経験しました。

私の遣う中国針は細い四号シンでそれに「得気」という通電器械を用いて、持続的に刺激を与えるようにしたものです。

腰痛に対しては志室、腎兪、大腸兪、次りょう、坐骨神経、仙骨管、解剖で言えば、横突起の周辺の腰方形筋、脊椎周囲の脊椎起立筋、棘間筋、椎間関節、大殿筋、上、中殿皮神経、梨状筋症候群、などをよく使います。

 

 

針は肩こりにもよく聞くのですが私の感触では、筋膜リリ-スのほうが良いという人が多いように感じます。