マダニ咬創
春から夏場にかけてマダニに刺された患者さんが増えてきます。最近マダニがさしたままの状態での受診が2例続きました。
以前はあまり見られなかったのですが、最近増えてきたような気もします。マダニにかまれた後の処置について書いておきます。
切除後はライム病予防のためアジスロマイシン(ジスロマック)500mg/dayを3日間投与する。
マダニは様々な病原体を媒介するが、特にライム病は頻度が高く神経障害、心筋症などを来すこともあるため要注意だといわれています。。ジスロマック投与でライム病治療期間が有意に短縮できるという報告もあります。予防投与としては有用である。
国内では、2013年1月に山口県で初めての患者が報告され、それ以降にも長崎県、広島県、愛媛県など西日本で患者が報告されています。
万が一咬まれても全ての人が発症するわけではありません。
●感染経路
主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。咬まれても痛みやかゆみはありません。
●症状
マダニに咬まれてから、1~2週程度の潜伏期間を経て、発熱、全身倦怠、消化器症状(食欲低下、はき気、嘔吐、下痢、腹痛)などの症状がでます。時に、頭痛、筋肉痛、意識障害などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こします。重症になると死亡することもあります。
血液検査では白血球、血小板減少、GOT、GPT、LDH上昇、、低Na,Caの減少
SFTSに直接有効な薬剤やワクチン等はなく、症状に応じた対処療法が主体となります。
マダニは、吸血するために数日から2週間程は人間の体から離れません。無理にとろうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ることがありますので、医療機関で処置をしてもらいましょう。
数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、医療機関を受診してください。
小林整形外科 宇部市 ほ-むぺ-じ
肩こりや腰痛は多くの現在人が持っている共通の悩みです。
最近の研究によると筋肉のこりや痛みは筋肉そのものにあるのではなく、その周囲を包む筋膜という袋にあるということが分かってきました。
筋膜は筋肉どうしを隔てる壁になっているだけでなく、全身の体型を維持するようなボデイス-ツのような役割をしています。
最近の研究で筋繊維自体に痛みを感じるのではなく、痛みを感じる場所は、筋膜にあるということが分かってきました。筋肉が損傷を受けるとその周囲の筋膜は固くなり肥厚してきます。その場所は筋膜が厚くなってこれを外から押すとひどく痛い圧痛点があり、ほかの場所にも放散痛を起こします。この場所をトリガ-ポイントといいます
小林整形外科 宇部市 ホ-ムペ-ジ
上の超音波エコ-でやや上部の白く線上になっているところが筋膜です。
この筋膜の凝り固まったところを薬液で直接リリースする(はがす)ことが出来ます
エコ-を見ながら筋膜に針先を侵入させ、筋膜の重積している中にに局所麻酔剤や生食を入れて筋膜はがしをするわけです。
この患者さんも筋膜はがしを行いましたが痛みや凝りはすぐに軽減しています。
慢性のめまいや頭痛が一緒に取れて喜んでいる患者さんもおられます。
肩こりや腰痛で気になっている方はご相談ください
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書類作成という役務の提供に際し、文書料が発生します。
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しかし注射のほうが飲み薬より効果がよいとか、注射の代わりになる方法ないとかいう場合は注射をせざるを得ません。
膝関節にヒアルロン酸を注射するのに、飲むヒアルロン酸があるからよいと思う人があるでしょうが、それは間違いです。飲むヒアルロン酸は胃酸で分解を受けますので関節に直接届くことはありません。またヒアルロン酸は高分子でないと効果はありませんが、これを直接関節に届けるのは
抗生物質も飲み薬より点滴のほうが効果が強いといえます。またインフルエンザなどの予防も注射しか方法がありません。
すなわち人間は注射を打たずに済ますことは非常に困難です。それでは注射を痛くなくするのにはどのような方法があるかをここに挙げてみたいと思います。参考にしてください。
針は素早く入れ、素早く抜くと痛みが減るといわれています。
2、細い針を使う
注射をするのにもちろん小さい針が痛くないのは当然のことです。
当院ではできる限り小さい針を使うようにしています。
3、注射するところを圧迫する、注射するところをつねる
注射をする部位を針を刺す数秒前からかなり強く圧迫しておき、手を放した瞬間に消毒して注射する と、痛みをあまり感じなくて済むといわれます。
また注射する前に皮膚をつねっておくと痛覚が麻痺を起こします。この方法も痛みをあまり感じなくなります。
4、注射する場所を工夫する。
例えば膝関節の場合,膝の外方より刺入するほうが、内側より痛みが小さいようです。さらに膝の膝蓋骨の
下方より刺入すると、ますます痛みは感じにくいようです。
当院では注射場所を工夫したり、刺し方を変えてみたりしてなるべく痛くないようにしています。
5、注射を打つ前に麻酔薬入りの張り薬を貼る。その後30分ぐらいしたら痛みを感じにくくなります。
また挫滅創はいきなり消毒をすると痛いので、キシロカインゼリ-を塗布して処置を行うようにしています。
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